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2019年11月07日

ノイズエフェクトの扱い方

エフェクトを使う目的を考える

編集ソフトには様々なエフェクト機能が付いていて便利です。誰でも簡単にシーンチェンジ編集ができ、ついあれこれと動画に詰め込みたくなります。そこで重要なことは「どうしてそのエフェクトを使うのか?」を自問して考えることです。フェードイン1つにしても、その動画の雰囲気に合うかどうか、あるいはなぜそのエフェクトを使いたいのかを逐一確認してみましょう。これは品質の高い動画を作るための基本となります。

ノイズエフェクトが視聴者にもたらす効果

ノイズエフェクトは、わざとテキストや映像を見難くし、視聴者の意識と視線をかく乱する効果を持っています。そしてノイズのかけ方次第で「クール」「不気味」「カワイイ」といった感情を視聴者に持たせることができます。あるいは視聴者の潜在意識に訴えかける「隠しメッセージ」を埋め込む際にも有効な編集技法です。

クールなノイズ映像に仕上げたい場合

大人っぽさがあり、かっこいい映像に仕上げたい場合の編集技法です。これはノイズを1か所に集中させることで雰囲気を出すことができます。1回のノイズでシーンやテキストを入れ替えてあげることで、映像にメリハリが出ます。

下の動画はクールなノイズの一例です。この動画の場合は「振動」「色ずれ」にノイズ効果音を使ってシーンを切り替えています。ポイントは激しいノイズを一瞬だけ加えることです。その間にシーンを変えることでかっこいい映像に仕上がります。

下はスターターズさんという映像クリエイターの動画ですが、彼の動画は、「色ずれ」「発光」を用いたクールなノイズ映像が特徴的です。特に4分3秒はオシャレでカッコいいノイズ映像となっています。

下のOPは「色ずれ」「振動」をBGMに合わせて取り入れた映像で、テキストノイズの中に複数の隠しメッセージが入っています(一時停止しながらよく見てみると、いろんなテキストが読み取れます)。

不気味なノイズ映像に仕上げたい場合

ホラー映画の予告映像などでもノイズエフェクトが用いられています。不気味で怖い雰囲気を出すには、ランダム間隔で何度もノイズを挟むことで雰囲気を作ることができます。より怖さを醸し出すポイントとして、視聴者が予期しない間隔でノイズを入れることです。テキストメッセージを隠すとさらに不気味さが増します。

下の動画のOPは「テレビノイズ」「単色化(グレー)」「隠しテキスト」「ちらつき」を用いた凝った編集となっています。

下はホラー映画の予告映像です。13秒からの予期しないノイズと隠しメッセージは、恐怖感をあおられます。

下の貞子の予告映像は、怒涛のノイズエフェクトで視聴者に恐怖心を植え付けます。特に1分3秒からの激しいノイズはとても参考になります。

視聴者に強い刺激を与えることができる

ノイズエフェクトは映像やテキストを見難くすることで、視聴者に強い刺激を与えることができます。重要なのは、視聴者が予期しないテンポでノイズをかけることです。視聴者のペースを乱すことで、インパクトのある動画に仕上がります。ノイズは複雑で操作が難しいですが、あらゆる可能性を持ったエフェクトでもあるので挑戦していきましょう!

執筆者Writer

AnTytle

2014年頃にAnTytleを設立。当初はプログラミング記事を書いていたが、2016年にYouTubeチャンネルのゲーム動画がヒットし、以来ゲーム分野にピボットした。